上野 国立西洋美術館『憧憬の地ブルターニュ』展示観てきたよ
上野にある国立西洋美術館で開催されている『憧憬の地ブルターニュ』展へ行ってきました。
あまり絵画に詳しくない私の楽しみ方や行った感想をお伝えします。
なぜ『憧憬の地ブルターニュ』展を選んだか
絵画に詳しくはないのですが、ときどき無性に名画を観に行きたくなる私です。
今回もそんな衝動に駆られ、よさげな展示を探していました。
正直今の旬は六本木にある国立新美術館『ルーヴル美術館展 愛を描く』であると思うのですが。
でもなぜか今回はあまり気乗りせず。
そんなときに上野でこの展示をやっていることを知ったわけです。
モネやゴーギャン、更にはミュシャや黒田清輝の作品が出るという。
何とも不思議な展示だなーと思いすぐにチケットの状況を調べたところ、予想に反し好きな時間でチケットが取れました。
5月9日(火)以降は日時指定を取り止めるとのこと。
日時指定なしの鑑賞券を事前に購入することが出来るようになります。
まずは国立西洋美術館への行き方
JR上野駅の公園口出口が一番近いようです。徒歩1分と書かれている通り、改札を出てすぐです。
改札を出た目の前の横断歩道を渡り、右手にある小さな売店を過ぎたすぐ隣の大きな建物です。よほどうっかりしなければ迷うことなく見つけられます。
いざ、『憧憬の地ブルターニュ』鑑賞へ
国立西洋美術館へ入館 コインロッカーやお手洗いの情報
『憧憬の地ブルターニュ』展は入館して右側の通路を進みます。(館内全体の案内の方が立っているので、分からなければ聞いてみて下さい。)
通路を進むとコインロッカーが左手にたくさんあります。100円返却式のコインロッカーなので、荷物が多い人はここで預けるのが良いでしょう。
また、鑑賞前にお手洗いに行きたい!という方が多いと思いますが、受付のあと展示会場へ入るまでにお手洗いがあります。安心して受付を済ませて下さい。(但し、混雑時はお手洗いに並ぶ可能性があります。)
受付前にお手洗いへ行きたい方は、入館して左手のお土産ショップを進んで行きます。B1へ続く階段を降りると折り返すように通路があり、その先にお手洗いがあります。少し狭く急な階段を昇り降りしないといけないので、余裕のある方は展示の受付後に行くのがよいかと思います。(混雑時はこちらのお手洗いの方が空いていると思います。)
音声ガイドプログラムを借りる
今回は音声ガイドプログラムを借りることにしました。税込600円現金のみでした。
音声ガイドも以前は500円程度であったと記憶していますが、コロナや物価高騰の影響なのでしょうかね、少し高い印象です。
ナビゲーターは女優の杏さんです。非常に聞き取りやすく、綺麗で心地のよいナレーションでした。
なるほどと思うこともあり、あった方が楽しいのは間違いありません。
ただ、正直音声ガイドを聞いていて時々「長いなぁ…。」と思ってしまったり、「ちょっと難しい。」と感じることも。さっくり観たい方には不向きかも知れません。
『憧憬の地ブルターニュ』展 鑑賞
今回の展示では一部の作品の写真撮影が可能となっています。
そうとは知らずにスマホを構えている人を見たときは内心「えっ?」と思ってしまいました。他の人も撮っているのを見て「もしかして撮影いいの?」となりました。
途中で「ここから先はカメラマークが付いている作品のみ撮影できます」といった文言を見つけたので、そこまでは全て撮影可であった様子。(※確認したわけではありません。)
さて、本題の鑑賞して面白かった作品や印象に残った作品について。
- かなり古いミシュランガイドが展示されていたこと
- アルフォンス・ミュシャがデザインしたクッキー缶がオシャレ
- モーリス・ドニの絵が明るくて素敵、照明がgood!
- リュシアン・シモンの祭りの舞台と舞台裏に分けて描かれた絵に感銘
個別に説明したいのは山々ですが、長くなりますので割愛します…。
そしてもちろんこれ以外にもたくさん興味がそそられる作品がありましたよ。
絵画通には当たり前のことかも知れませんが、絵画は遠くから観るとまた違った雰囲気になり印象も変わるのでおススメです。
気付けば見終わるのに約2時間かかりました。観ていくスピードはややゆっくりめでした。
まとめ:『憧憬の地ブルターニュ』展の感想
雨ということもあったのか、ゴールデンウィークの日曜日でしたが混雑していませんでした。
料金は一般2,100円、大学生1,500円、高校生1,100円、なんと中学生以下は無料です。
チケットは公式サイトからチケットレスで買いました。てっきり入場の際に記念の券を貰えると思っていたのですが貰えませんでした。(以前他の美術館の展示の際貰えたのでそういうものと勝手に誤った認識をしていました。)
思い出に残したい派なので、紙で発券すればよかったなーとそこだけが悔しい点でした。
全体的にすごく華やかという感じはありませんが、有名な画家の作品がたくさん観れますし、満足感のある展示でした。
2023年6月11日(日)まで開催していますので、興味のある方はぜひ足を運んでみて下さいね!